まず改名を行うには満15歳以上であることが、条件とされます。
15歳未満の場合は法定代理人(親権者や後見人など)が改名の申立を行うこととなります。
次に、改名を申請する場所は、改名を申立人の住所地管轄の家庭裁判所となります。
管轄の家庭裁判所一覧はこちら【裁判所のHPへ移動します。】
1.名の変更許可申込書
2.申立添付書類
以上2点が必須書類となります。
(また改名の申立を行う際に収入印紙800円分が必要となります。 )
【1.名の変更許可申込書】は、各管轄の家庭裁判所の窓口で手に入れることが可能です。
また、裁判所のHPにてPDFファイルをダウンロード可能です。
名の変更許可申込書ダウンロードページはこちら【裁判所のHPへ移動します。】
※上記リンク先にて書式の記入例もございますので、必ず記入例を参考に記入を行ってください。
【2.申立添付書類】は申立人の戸籍謄本【全部事項証明書】になります。
戸籍謄本については、現在住んでいる地域と本籍地が同じ場合と違うで取得方法が若干異なります。
現在住んでいる地域と本籍地が同じ
現在お住まいの市町村の市役所・区役所など役所にて、戸籍抄本又は戸籍謄本の発行申請を行います。
現在住んでいる地域と本籍地が異なる
本籍地の市役所・区役所など役所まで直接申請を行いにいく、または郵送にて戸籍抄本または戸籍謄本の発行申請を行う。
※郵送などで申請を行う場合、記載ミスなどにより、何度も郵送をしなければならない場合もございますので、予め該当する役所へ電話等による連絡をお取りすることをオススメします。
上記必要書類が揃いましたら、住所地管轄の家庭裁判所へ名の変更の申立を行います。
必要書類を持参し、家庭裁判所へ赴くき申立を行うと、後日来訪の旨を伝えられると思います。
当日は、特に服装等も気にせず、普段通りの格好で大丈夫です。
家庭裁判所の許可の審判が確定した後は市区町村役場に名を変更したことを伝える届出をする必要があります。届出には,審判書謄本と確定証明書が必要になりますので、審判をした家庭裁判所に確定証明書の交付の申請を必ず行ってください。
後は申立人の本籍地又は住所地の役場に氏の変更の届出をしてください。
住所地の役場で行う場合には、戸籍謄本などの提出を求められることがありますので、詳しくは各役場にお問い合わせください。